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Vege-ラボ結のお弁当

Vege-ラボ結は毎週金曜日と毎月第3木曜日に札幌市大通り西23丁目にある自然食品店「らる畑」さんでマクロビオティック調理による動物性食材不使用のお弁当を作らせていただいております。

マクロビオティックはお肉やお魚・卵・乳など動物性の食材を一切食べないビーガンまたはベジタリアンと思われがちですが、実を言うとそれは違います。なぜなら、マクロビオティックにはいくつか基本としていることがあるのですが、その中に身土不二があります。どういうことかと言うと、その土地でできた物をなるべく食べましょう。それは住んでいる土地の風土や気候に適応した体になる為にはとても大切ですよ。と言うことです。

極端な話をすれば、極寒の地で生活するエスキモーやイヌイット達と赤道付近に住んでる人たちが同じ食事ではいけないのです。なぜなら、極寒の地域では体から熱を奪われないように体温を維持しなければなりません。その為、油脂分の多い食事をするわけですが、菜食では到底間に合わないので動物性のお肉やバターなどが大量に必要となります。しかし、暑い地域では逆に体に熱が籠らないようにすることが大切で、油脂分は少なくスパイスや果物など熱を体の外に逃す食べ物が多く必要となります。健康を維持する為には、自身が住んでいる地域に合ったものを食べることも大事なのです。

四季のはっきりしている日本では、季節に合った食材を食べると言うことも同じ意味を持ちます。トマトや茄子・きゅうり等の水分を多く含んだ夏野菜は体温を下げる効果が高いので、寒い冬の時期には食べると体が冷え過ぎてしまい免疫力が下がります。風邪など引きやすくなってしまいますので、特に生野菜サラダなど加熱せずに食べるのは避けたほうが良いと思います。

北海道、札幌という地域でお弁当を作るにあたり、冬は寒いので少しくらいお肉やお魚を使っても良いように感じますが、現代人の一般的な食事にはお肉やお魚が非常に多く、その量や回数は過剰なくらいなので、週に一回の食事くらい、せめてわたしが作る食事を食べる時くらい動物性のものを抜いたものを食べて頂きたいと思い、敢えて動物性食材を一切使用せずにお弁当を作っています。自然食品店「らる畑」で売られている農薬や化学肥料不使用の野菜や食材、昔ながらの製法で作られた調味料を使い、手間ひまかけて全て手作りしたお弁当は食べると体にエネルギーが満ちてくるのがわかります。食後に体が軽く翌日の寝起きがスッキリするのを感じていただける事と思います。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りいただければ幸いです。

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