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どちらにお金使いたいですか?

スーパーで買い物をする時、あなたは何を基準に買うものを選びますか。

パッケージの見た目でしょうか?賞味期限(消費期限)でしょうか?TVなどで有名人やインフルエンサー達が食べてたから…でしょうか?原材料を見てでしょうか?原材料までは見ないけど「化学調味料・添加物不使用」の表示があれば…でしょうか?

何を基準に選ばれるにしても、皆さん値段は必ずチェックされると思います。そして、より安い方を選びたくなる事ありませんか?

私もマクロビオティックを知る前、子供を産む前、結婚する前。

安価で売られている物の安全性や体に与える影響、不調との関連性についての知識が乏しく、買い物の時は「より値段が安いもの」を選んでいた時がありました。「安い物」ほどお得!!と思い節約倹約した氣になり喜んで買っていました。その時はアレルギーや貧血、風邪を引いたりして病院に行き診察代、検査料、薬代、さらにはサプリメントなどにお金を払っていました。

今思うとなんて勿体無いお金の使い方してたんだ〜!と思います(笑)

調味料のお醤油を例にしてみますと、

工場で短期間で大量生産され安価で売られているお醤油と、昔ながらの製法で作られたお醤油とでは、1ℓの値段を比べると少なくとも約3倍の価格差があります。

それだけを考えると、同じ「お醤油」なら安い方を選びたい氣持ちになってしまいますよね。

和食の味付けの基本は「さしすせそ」と言い、ひとつの料理を作るのにもお醤油(せ)味に仕上げたいときにも砂糖・塩・味醂・酒など入れて味を整えるのが一般的ですが、、、

わたしは煮物やキンピラゴボウなどを作る時、お醤油だけで味付けします。

食べてくださった方からは「お醤油だけとは思えない!」と感動の言葉を頂きます。

それは、わたしが特別料理が上手!と言いたいところですが…そういう事ではなく(笑)

時間をかけて熟成した旨味のあるお醤油と、無農薬や無化学肥料で育てられ本来の生命力のある野菜を使って調理しているからに他なりません。(※慣行農法の全てが良くないと伝えたいのではありません)

安価なお醤油は、熟成期間が短かかったり原材料が脱脂大豆だったりで、しょっぱさが際立っていたり旨味にかけていたりするものがあります。そこで、味のバランスを整えるためにお酒や味醂、お砂糖。時には旨味(化学)調味料だったりを加えて美味しく仕上げるのですが、その時使った調味料の購入した値段を足してみてください!(※このときのお酒・味醂・お砂糖はどれも安価なものとし、お酒は醸造アルコール、味醂は本味醂ではなく味醂風調味料、お砂糖は精白された白砂糖とします。)

全て1ℓ300円、お砂糖も一袋300円だったとして…

あれあれ?

お醤油、料理酒(醸造アルコール)、味醂(味醂風調味料)、白砂糖の4品の合計は1200円!熟成に時間をかけ丁寧に作られたお醤油が買える値段です!しかも、購入して持ち帰る時は重たい思いをし、更にキッチンに収納する時もスペースがその分必要です。

調味料の値段だけ見ても大してお得感がないことに気がつきます!

わたしは安い調味料を使っていた時、体調に何かしら不調を抱えていました。病院や薬、サプリメントにもお金かかってました。けれど今は、薬を必要としません。風邪ひとつ引かなくなりました。なので病院に行くこともほとんどありません。病院代がかかりません。サプリメントにも頼る必要がなくなりました。

年齢を重ねて体質が変わったんですね!と言われることがあります。

確かにわたしは体質が変わったのだと思います。アレルギーや貧血、生理不順、生理痛、繰り返す乳腺炎、日光湿疹や手荒れなど、不快な症状が全て発症しなくなりました。しかし、体質が変わったのは年齢を重ねたからではなく、食材や調味料を変えたから体が変わったのです。体は自身が食べたものでできています。歳を重ねることで老化して体のあちこちにガタがきてもおかしくない年齢ですが、若い時よりも体調良く元氣です。肌や髪を褒められることがとっても増えました。実年齢よりも若く見られます。自慢に聞こえるかもしれませんが事実です。食材や調味料を値段だけ見て買う事をやめ、体の声を聴く食事法を取り入れたお陰様です。

1年後、3年後、5年後…。

治療や通院。旅行や趣味。あなたはどちらに多くお金を使うのが理想でしょうか。

※全ての不調や病気が食べのもに拠るものということではありません。生まれつきであったり、他のことが原因で患う不調や難病などもあると思います。それらについてはお医者さんの指示の元で回復に向けて治療いただくのが一番かと思います。

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